他人の目線から見れば、美しい斜陽

人生相談 親子 家族
【相談者】61歳女性 夫64歳 長男36歳(既婚) 次男33歳(同居中)

次男の彼女と結婚について。
彼女が深夜泊まりに来ては、挨拶も無く早朝に帰って行く。
相手は35歳位だが、親御さんは娘の朝帰りが心配では無いのか?
多い時には週に3~4日泊まりに来る。
結婚を前提としているということで、息子から紹介はされたので、
先方に挨拶に行こうと思ったが、息子が「まだいい」と云う。
度重なる朝帰りを容認している先方の両親に対しても、
如何なものかと思い、どう対応しようか悩んでいる。

医学博士 森田浩一郎先生の言葉

確かにちょっと変わった女性だと思うが、
本人たちが気に入っているなら、親がどうこう言っても仕方がない。
大事な息子さんを横取りされるようで、母親と云うのはやりきれない。
しかし、一日で最も大切な、「寝る時間」を共にしているからには、
やはり、息子さんはその女性の事が好きなんだろう。
「もっと口を利いて欲しい」、「早くきちんとして欲しい」、
というのはやきもちだよ、心配だなんて贅沢言っちゃいけないよ。
あんたが心配することでは無いし、息子が一番心配してんだよ。
下手に話なんかして、本当に嫌な女だったらどうすんの?
嫌だからって、あんたが交際を止めさせる訳には行かないでしょ?
女同士、嫁姑というのは本当に難しいんだよ。
自分がそのことで苦労して来たと云うのなら、解ってやりなよ。
早く結婚したいから、ホテル代を節約してるんだよ。
あんたがもし私の娘だったら怒ってますよ、馬鹿言ってんじゃないと、
放っておいてあげなさい、何時籍を入れようが息子の自由だ。
やきもちはやめなさい。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

息子さんが生きている今という時代と、
あなたが生きて来た時代は、違う時代です。
だから、放っておくより仕方がないんです。
息子の事は気にせずに、あなたはお父さんを大事にする。
そして、一年後もし息子さんが正式に紹介して、式の日取りも決まったら、
そのときは笑顔で、「ハイわかりました」と応じる。
いいですね、出来ますね?

気が付けば、長く伸びた影

筆者が思うに
まず感想として、61歳にしては随分古風なお母さんだという印象。
途中から森田先生も半分怒っていたように感じられる。
確かに次男の結婚が、このお母さんにとっても人生のターニングポイント。
「また二人きりになりましたね、お父さん」、というのは、
如何にもホームドラマに出て来そうなセリフだが、
「斜陽」という表現がこれほど綺麗に当てはまるシーンもないし、
それを素直には受け容れきれない親だって居るだろう。
人間はそんなに強い生き物では無いし、それで当然だと思う。
でもあんまりしつこいと、「息子夫婦」との関係にヒビが入る。
森田先生から怒られておいて良かった、そのためのテレフォン相談だ。

「森田節」はあと何回か予定しています。


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