夢を持つことで、人は困難に立ち向かう勇気を得る

人生相談 子育て 教育
【相談者】45歳女性 夫54歳 息子20歳 娘15歳

1年浪人して、大学に入った息子が、
今の学部と相性が悪く、このままでは進級も出来そうにないため、
アルバイトで生活費を稼ぎながら、一度休学して考えたいという。
また中学3年の娘が不登校で、勉強は自宅で良くやっているが、
学校へ行っていないので、内申点も無く、
本当に行きたい高校へ進学できるのか、とても心配だ。
そんな中で、親の自分が心理的に不安定になってしまった。
本人達はそれぞれに頑張っているのは認めるが、
子供達の人生が、この先どうなってしまうのか心許ない。
主人とも話をする中でも、
寄り道しながらでも、きちんと生きてくれるものと信じよう。
そのように言ってはいるが、もうひとつ腹を括り切れない自分が居る。

幼児教育研究 大原敬子先生の言葉

二人のお子さんには共通点がある。
「今これを云えば親は納得する」セリフを知っている、ということ。
そのセリフを使って、その場限りの妥協を繰り返して来た。
このような親子関係が続いてきた背景には、
親の世界観、特に周囲に対する見栄や世間体ということが中心となった、
非言語的メッセージが、子供に積もり積もって来た事がある。
その結果子供達は、家庭の中での自分の居場所を確保する目的で、
親の世界観に合致した言動をしながら、表面的には生きて来た。
しかし、この子供達には将来の夢や、単純に言えば「好きな事」が無い。
親の顔色を見ながら、「親の世界観」という「砂上の楼閣」で生きている。
これを変えるには、勇気を持って御主人と話をするしかない。
勇気を持つために、「一番大切なもの」をしっかり持つことです。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

子供達は、世間体を大事にするという親の価値観を知っています。
休学したいと言われた時に、「ふざけんな」と思ったら、
そのように言えば良い。
言いたいことを言わずにいると、それがどんどん自分の中で拡大し、
大変なことになってしまう。
自分で自分のクビを締める様に、不安が止めどなく増幅する。
世間体が大事だという自分の価値観を、自分で認めさえすれば、
実は世間体など大した事では無いと気が付く。
嘘にしがみついていると、自分が頼りなく感じてしまう。

他人にしがみつかない、自分にしがみつく。
これが、「腹を括る」ということです。

自分の生き方を持たない気楽な人生

筆者が思うに
自分が海の者か、山の者か分からない。
やりたいことが見つからず、将来に夢や展望が開けて来ない。
こういう人は珍しい存在ではなく、何処にでも居る。
どうしてこんなことになってしまうのか?
その原因のひとつが、親子の人間関係であり、
生きて来た家庭環境に根差したものであることが、良く解る内容だ。
逆に、夢を実現させて来た人たちの人生を見れば参考になる。
宇宙飛行士や、プロスポーツ選手で活躍している人達は、
楽をしてそうなったのではなく、とんでもない苦労を自分に強いて、
とんでもなく自分を鍛えて、とんでもなく狭き門を潜って来た。
同じ人間でありながら、何故こんなにも違うのか?
「好きな事」に打ち込めたから、楽な生き方を選ぶ必要が無かった。
親の顔色を見ながら、自分を発見するのは困難だろう。
「好きな事」も見付からないのに、自分に苦役を強いるのは不可能だ。
では、世間体を気にしながら今に至っている親は、
どんな夢があって大人になって来たのだろう?




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