お母さんのようになれない、お母さん

人生相談 人生の諸問題
【相談者】30歳女性 夫37歳 父58歳 母58歳(近くに居住)

料理の要領が悪く、冷蔵庫の在り合わせの物などで、
上手に作る事が出来ず、献立が考えつかない。
娘の離乳食を作ったり、同時に大人の分も作ったり、
もうアタマが一杯一杯で、どうしようもない。
朝7:30頃起床、既に夫は出勤済み。
8時ごろから朝食の支度をして、8:30頃赤ちゃんの食事。
自分はその後、適当に有るものを食べている。
夕方からまた娘の食事を作り、その後主人が帰って来るので、
また食事の支度をしなければならない。
主人は中華が好きだが、比較的何でも良く食べてくれる。
インターネットで調べてから、買い物に行ったりするが、
何を買ったら良いかが判らず、パニクってしまう。
良い解決策は無いものだろうか?

精神科医 高橋龍太郎先生の言葉

話を聞く限りは、一応良く出来ている様子で、
大きな問題があるようには全く感じない。
お料理というのは、経験値がモノを言う。
お母さんは何でもスラスラやってのけてしまうので、
それと比較して、自分が凄く劣っているように感じられるが、
あなたがまだ娘さんだった頃に、お母さんに鍛えられていれば、
状況は全然違った筈である。
当のお母さんだって、若い頃にお祖母ちゃんから吸収していた。
その点でお母さんは、貴方に対する知恵や情報の伝達を、
あまり重要視していなかったのではなかろうか?
近くに住んでいるなら、一定期間「出張講座」に来て貰えば良い。
インターネットというのは人格の無い情報源なので、
体系的に物事を学ぶには不向きなメディアだ。
一人っ子世帯が多い時代になって、
昔ほど親子、兄弟間の情報伝達が濃くは無くなったが、
キホンは同じ、1ヵ月くらい特訓を受けなさい。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

とりあえず、メインディッシュは肉、魚、卵。
それを焼く、煮る、蒸す、炒めるの中から選ぶ。
揚げるのは面号臭いから、ちょっと置いといて、
それらの組み合わせで、1週間は持つ。
後は、サラダと味噌汁かスープ。
あと「箸休め」にもう1品のアイデアを捻り出す。
例えば絹豆腐をチョンと切って、生姜とネギ乗っけれて「冷ややっこ」。
ここまで出来れば、ほぼパーフェクト!
一度お母さんがやってることを、じっと観察するのもいいかも。
頑張るのはいいけど、あんまり深刻に考え過ぎないで。

何れ凡人にも悟りは訪れる

筆者が思うに
ドロドロとした人間模様の話ばかりが人生相談ではない。
たまには、一服の清涼剤も必要だ。
こんな悩みもあるのか・・・、と思わせる秀逸な相談。
主婦にとって、家事の中でも最も楽しいのが、お料理ではないのか?
というのは、当方の勝手な推測に過ぎない。
何でもそうだが、それを「生業」とすると面白くなくなるものだ。
子供の頃から3度のメシより野球が好きだった人が、
頑張って念願のプロ野球選手なった途端、
それは「生業」となり、楽しみの対象から外れる。
しかしここまでは、あくまで凡人の話である。
タモリさんは料理が趣味で、腕前はプロレベルであると言われる。
料理はタモリさんにとって単なる趣味だから、純粋に楽しむ事が出来る。
しかし、タモリさんは「生業」である「お笑い」をも楽しんだ。
それで30年以上続いたのが「笑っていいとも」。
これは「凡人」でない人の話。


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