見栄は張っても、体は張らぬ男の人生

人生相談 人生の諸問題
【相談者】48歳男性(離婚後独身7年)

41歳の彼女が出来て、約4か月経過した。
会っているときは良いのだが、そうでない時に不安になる。
彼女も離婚して、不倫の話などを聞かされる。
何時も男性が居なければ、いられないような性格と思われる。
私の離婚理由は、子供が出来なかった事と、金銭関係。
前の妻には全く未練は無い。
今の彼女とは付き合って日が浅く、結婚についてはまだ真剣でない。
妻も含め、これまでの女性との付き合い全般に云えることは、
本当の触れ合いが無く、上辺だけの交際であったように感じる。
今の彼女も同様で、心の空虚感を埋めてくれる存在だが、
いざ結婚となると逡巡してしまう。
これからどのように付き合ったら良いだろうか?

医学博士 森田浩一郎先生の言葉

付き合って4か月と言うが、まだ彼女への不信感があるようだ。
男なら女の過去などどうでも良い、結婚しようと言う気になれば良いが、
そうでないなら、まだ早すぎる。
少なくとも1年や2年の付き合いは必要だろう。
正直言うと、他の女性とも付き合ってみたら? 独身なんだから。
女の過去に不信感を持っているようだと、上手く行かないと思うし、
「この女だけ」なんて思ってたら、人生クローズになっちゃうよ。
第一、その彼女だってもしかしたら、他に男が居るかも知れない。
そんなことを心配したり、調べたりするくらいなら、
その付き合い自体を止めた方が良い、後は自分で開拓しなさい。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

結婚生活は真面目だったが、私生活では結構やりたいことをやっていた。
色んな人と飲みにいったり、パーティーをやったり、
友達が沢山いるフリをしていたが、本当は極端に孤独であった。
心を許せる友達は居なかったが、居ないと思われることが怖かった。
これまで、本当に興味関心を寄せる対象が無かった。
そうこうしているうちに、48歳、もうすぐ50歳。
人生の先が見える年齢になってしまった。
これではいけないと思っている時に、彼女が現れた。
彼女のことが好きですか? 好きなら悩むことではありませんね。
本当は、女性を好きになるということが、解らないのではありませんか?
今まで本当に好きになったことなどないからです。
関心の欠如イコール無責任ということです。
あなたは今、彼女と結婚するかどうかで悩んでいるのではありません。
自分の生き方がこれで良いのかどうか、不安で悩んでいるのです。
これを機に、好き放題やっていた自分の人生は、一体何だったのか?
不安な事から逃げていた自分と、しっかり向き合って下さい。

何かから逃げる恋愛、逃げる結婚は必ず失敗します

虚勢も枯木の賑わい

筆者が思うに
30歳を過ぎた頃、「人生の踊り場」という言葉が急に現実味を増す。
自分はまだまだ未熟者、と思っていたのは、
まだまだ未熟者でも許されるという、一種の甘えから来るものだろう。
しかし気付いてみると、何時の間にやら「中高年」という呼び名が似合う年齢。
焦るのはみっともないし、ここは「自分の生き方」という言葉で正当化する。
人生を「正当化」と「合理化」で乗り切ったような気になって、
実は不安の原因は何ひとつ解決していない。
何だか良く解らないが、ひとつ解ることは「虚勢」の正体は劣等感ということ。
それも、自覚不可能な氷山の一角に過ぎないということ。
自分は何を恐れているのだろう? 何から逃げようとしているのだろう?
若い頃の自問自答が、如何にも他人事のようで無責任だった。

尾を振りて寄り来る犬を突き飛ばす、我が裡に在る何かを恐る
(小椋佳 身辺抄より)


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