祖母の財産を湯水のように遣込む従兄

人生相談 相続
相談者:24才独身女性 母58才 2人暮らし

従兄42才(母の兄の息子)の借金癖について。
従兄は19年前から事業を失敗するたびに、
祖母89才にお金を借りたり、祖母の建物を担保にしたりと、
この間で、合計するともう1億円以上になる。
祖母はめくら判を繰り返していたようだ。
お金を奪い返すにはどうしたらいいのか。

弁護士 坂井眞先生の言葉

問題を整理すると次のようになる。
まず、借用書は存在するのか?
お祖母ちゃんのノートへの書付だけだと、争いの余地がある。
また、当事者間に債権債務の認識はあるのだろうか?
「あげてしまったもの」には返済義務など元より無い。
次に、お祖母ちゃんの「認知」に関してはどうだろう?
正常な判断能力が無かったのなら、譲渡の意思も無効になる。
最期に「時効」の問題がある。
20年に及ぶ借金ならば、返済請求時に遡って10年以上あれば、
それらは消滅時効が主張されるかも知れない。
法律的には以上である。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

これが最後これが最後とお金を貸し続ける人は、さびしい人です

我欲かもしれない、でも許せない

筆者が思うに
相談者はお若く、相談の趣旨が曖昧な印象を受ける。
本当はお祖母ちゃんから見て、直系卑属にあたる立場から、
母親を介して将来自分が得べき遺産相続の権利が、
この従兄によって、不当に欠損を受けている・・・。
というのが本音ではなかろうか?
仮に1億円の財産があって、お母さんと叔父さんとで5千万ずつ。
それを将来相談者が相続出来れば、それなりの額になる。
そりゃアタマに来るのが当然だ!
しかし、財産はお祖母ちゃんのもの。
お母さんと、お祖母ちゃんとで忌憚のない話が出来れば良いが、
いずれにせよこの従兄さん、
親族中の嫌われ者になるのは避けられませんな。


【人生相談】これが最後これが最後と・・・


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