希望無き二世帯同居、大家族の静まり返る食卓

【相談者】55歳女性 夫58歳 長男31歳 嫁31歳 (孫 小3 小2 年長)

長男夫婦と孫、そして長女(29歳)と同居しているが、
半年くらい前から同居している長男夫婦と上手く行かない。
息子の嫁が朝起きず、家事を殆どやらないで寝ていることが多い。
息子は働いているものの、正社員では無く、
お金が無いという理由での同居で、家にお金を入れたり入れなかったり。
子供は朝ご飯を自分で作って登校することもある。
こちらで作ってあげることもあるのだが、
当初の話し合いでは、子供の面倒は見ないことになっていた。
嫁は部屋に閉じこもり切りで、掃除洗濯等一切やらずに、
暇さえあれば、部屋で寝ているようだ。
一体何処までしてあげたら良いのか、しないほうが良いのか?
判断に困っているので、アドバイスが欲しい。

エッセイスト マドモアゼル・愛先生の言葉

マドモアゼル・愛先生

同居に至る理由が経済的な事情であり、息子さんは「仕方なく」という事だ。
ということは、お嫁さんは「もっとそうだ」という事だ。
この場合は「御両親と楽しく暮らす」というイメージからは遠いですね。
ここに居るしかないわけだから、鬱的になってもおかしくないね。
若い夫婦が子供3人を抱えて、非正規労働で暮らすのは、先々夢が無い。
これは誰かが新しい風を吹き込ませるしか無いだろう。
8人の大家族なら、本来わいわいがやがやと、楽しく過ごせるはずだが、
その8人が、8人とも「ムッツリ」と黙り込んでいるようだったら、
これは地獄に匹敵するストレスだと思うよ。
「一緒に食べようよ」と云って、笑いながら食べるのか?
それとも黙って食べるのかで、天国と地獄が分かれてしまう。
せめて3人の孫にはひもじい思いはさせない、という覚悟でせめて1年、
これが出来る力を持っているのは、お祖母ちゃんとお祖父ちゃんだと思うが、
そういう所に、誰一人踏み出せないでいるのは、元々貴方方の家族は、
将来の不安などで、家族のだんらんを犠牲にしながら培われた性質ではないか?
今家の中には、全く笑いが無いでしょう?
それじゃあ一緒に居る意味が無いんだよね。
せめてお孫さんだけでも、お祖母ちゃんが気前の良い所を見せてあげては?
ずっとじゃなくていいんだよ、それが突破口になる。
「してあげた」という意識さえなければ、お嫁さんにも良い刺激を与える。
長年仕事などで家族を犠牲にして来たツケが、きっと廻って来たんだと思う。
だから若夫婦を変えようとしても駄目だよ、
修正作業が必要なのは、お祖母ちゃんお祖父ちゃんのはずなんだ。
だから、「してあげた」では無く、「一緒に来ないか?」のノリにする。
そうすれば、徐々に家庭の中に笑いが生まれて来ると思うよ。

パーソナリティ 勝野洋さんの言葉

勝野洋さん

貴方は、「何をどこまでやれば良いか?」と仰いました。
お孫さんが可愛いと感じておられるのなら、何でもやってあげて下さい。
貴方方は皆家族なんですから、息子さんのことを気にせずに、
してあげたい、と思ったことを、素直にやってあげて下さい。
それが子供の笑顔になって、それが笑いになって息子さん夫婦に伝わる。
そうして家族というのは繋がって行くものです。
子供は元来元気なもの、笑いたいものなのです。
お孫さんが媒体となって、家族みんなが笑って暮らせるよう、
お祖母ちゃんがここで、ひと肌いであげて欲しいです。
前向きに、笑って下さい。

非正規 笑えない経済大国

筆者が思うに
31歳の夫婦で子供3人、この程度の家庭が笑って暮らせなくて、
一体何が「国際貢献」か、何が「世界の平和と安定」なのか?
定期昇給も賞与も無く、何年務めてもキャリア形成出来ない「非正規労働」。
「多様な働き方」ではなく、「多様な働かせ方」が実現しただけ。
資本主義の欠点である「格差」への配慮を欠いた、失政の賜物である。
今「働き方改革」と呼ばれているのは、残業の低減と、同一労働同一賃金の事だが、
そもそも、終身雇用の仕組みが、仕方なしに崩れたという反省が無い。
誰でもできる仕事は、皆新興国に流出してしまい、
グローバリズムに適応出来る、一部のエリートしか生き残れなくなった。
障碍者の雇用を推進するのは良いが、中間の空洞を見て見ぬフリは許されない。
能力に応じた収入と云えば聞こえは良いが、
夢も希望も無い社会では、「笑って生きよ」という方が無理。
このご夫婦には、「コペルニクス的発想の転換」が必要と思われる。
これまでの生活様式、常識、に捕らわれない生き方をすぐに探そう。

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