辛かった人生を振り返る時、何故私だけと悔やむ時

【相談者】62歳女性 夫57歳(別居中) 娘31歳 息子28歳

心の持ち方について、生きる気力が無くなってしまった。
夫とは5年前から別居している。
原因は、夫の浮気とDVであるが、それにより私が鬱になっていた。
息子を大学に行かせたくて、パートをしていたが、
私が入退院を繰り返すことにより、学費の捻出が難しくなった。
こうした家のゴタゴタで、息子も引き籠りになり、学校も止めてしまった。
次第に息子が「殺意」を持つ眼になり、一緒に家を出ることにした。
その後私に癌が見付かり、治療の結果克服することが出来たが、
その後仕事は求職中で、更に検査の結果今度は血栓が見付かった。
即手術で一命はとりとめたものの、何故こうまでして生きるのか?
生きる意味が分からなくなってしまった。
思えば私は18歳の頃から、父の借金で働かされて来た。
誰にも甘えられないままで、働くだけの人生だったと感じている。
出来れば「輪廻転生」で生まれ変わり、もっとまともな人生を生きたい。

作家・翻訳家 三石由起子先生の言葉

三石由起子先生

これまで色々な苦労があった、それを貴方は乗り切って来た。
家族の借金やら、夫の浮気を我慢して来た。
癌とも闘ったし、ひとつ、ひとつクリアして来た。
何故クリア出来たのだろう? 辛い事が「ひとつ、ひとつ」だったから。
私は大学生の頃計算してみた、人生が80年とすれば、
20歳はまだ午前6時だよ、まだ起きたか起きてないか、という所だ。
そして今60歳、人生でいうと午後6時だよ。
一日の就業が大変だった、色んな事を処理して、さあ遊ぶぞ!
というタイミングだよ、なんで大変な一日をやり直さなければならないの?
勿体ないよ、バカバカしいよ、遊べよ少しは・・・。
これからだって色々あるよ、息子は結婚するし、結婚すれば孫も出来るし、
貴方が想像するより、色んな面白いことがあるんだよ。
貴方のお悩みは、全て過去の事、全てクリア済のことばかり。
これから10年、真剣に遊んでみなよ、どんだけ遊べるか。
辛い人生は、貴方の努力でもう片付いた。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

今井通子さん

「毎日が日曜日」になって少し手持無沙汰なのでしょう。
三石先生が言ったように、ひとつずつ解決して来た。
あなたのそのパワーが持て余されている。
何かやることを見付けたらどうかしら。
仕事? 少し休みなさいと言われているのでしょ?
誰にも甘えられないって、言ったでしょ?
そりゃあ、世の中そんなに甘くはないからね。
だから自分に甘えてはどう?
何でも好きな事を自分にやらせてやる。
ずーっと寝てても良い。
そんな感じで、一度自分に甘えてみて下さい。

後は焼酎煽るだけ? 夕暮れの脱力感

筆者が思うに
人生には越えねばならぬハードルが幾つも有る。
それらを、嬉々として超えて行く人があれば、悲壮感に倒れそうな人もいる。
それぞれに背負った人生の重荷は、一見すると不公平に見える事が多い。
しかしその重荷から逃げずに、覚悟を持って背負う人は明るく見える。
加藤諦三先生が最も警戒するのは、その重荷を他人に背負わせる人である。
旦那の浮気やDVなどが、それに当たるのだと思う。
夫婦は背負う重荷を半分ずつに、喜びは倍にして、人生の苦難を乗り越える。
家族は各々の重荷が増えないように、細心の気遣いを忘れない。
そのはずなのだが、中には狡猾に自分の重荷を他者に押し付けて逃げる者も居る。
自分が負担しなければならない心の葛藤を、悪意に変えて他者に投げつける。
善人ヅラでそれを隠蔽し、権利者ヅラでそれを正当化し、
加害者の分際で、被害者ヅラをすることで、それらの責任を転嫁する。
そしてひとたび正体が発覚すれば、全速力で逃亡する。
それが私の兄弟である。
今頃兄弟は「夕暮れの脱力感」の中に居るのだろうか?

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