心の扉を開ける鍵を捜して

人生相談 人生の諸問題
【相談者】64才男性 妻64才 再婚同志12年目

世捨て人のように気力が無く、自分で自分が大嫌いである。
元々口数が少なく、他人とのコミュニケーションが苦手であった。
相手に気を許すとついつい黙り込んでしまう。
2年ほど前にリストラされ、今は無職である。
前の女房は看護師で、仕事にのめり込んでいたために、
家庭から疎遠になりがちだった。
それが嫌で口論となり、つい手を上げてしまった。
無口な性格が、人間関係にも悪影響を及ぼしているのか、
もっとエネルギッシュに生きたい、何かきっかけはないか。

心についてのエッセイスト マドモアゼル・愛先生の言葉

自分が嫌いであるということは、本当の自分では無いということだ。
本来の自分の性格ではなく、適応するために造られた性格だ。
無口で失敗する人などいない、反対に喋りすぎて墓穴を掘るのだから。
幼いころに、「口は禍の元」という体験をしているのではないか。
甘えの欲求が満たされなかったがための、沈黙ではなかろうか?
沈黙によって通ずるものがあるとすれば、
それはコミュニケーションの中で最も高度なものである。
その高度な理解を相手方に求めてしまっているのではないか。
かつて満たしてくれなかった者への怒りであり、復讐だ。
心が動いたときに、行動することでエネルギーが得られる。
かくあらねばならぬ、と観念的な動機で行動すれば徒労に終わる。
ありがとうと、口に出したことで異なる結果が期待できる。
感謝の念を口に出さず、内に込めると自分が不満になるだけだ。
少しづつ、行動様式に変化を加えてみてはどうだろう。

パーソナリティ 勝野洋さんの言葉

僕は中学生の頃から寮住まいだったが、
一日に「行って来ます」と「ただいま」のふた言しか口にしなかった。
周囲からは、「コイツおかしいんじゃないのか?」と思われた。
でも今、こうして俳優業をやり、喋れるようになった。
自分を好きになることである。
自分が嫌いでも、自分は自分から逃げられない。
そのためには、まず奥さんに「ありがとう」と発音すること。
すると心がだんだん軽くなって、動きやすくなります。
出来ないなんて言わないで、練習ですから、おやりなさい。

本当の自分は何処へ行った

筆者が思うに
加藤諦三先生の著書に「自分を嫌うな」というのがあります。
マドモアゼル先生が仰っていたことが詳しく解説されています。
なかなか解りずらいことが沢山ある、ひとの心。
特に、「感情の抑圧」という事に関しては、切実です。
人生に重大な影響を及ぼす、無意識中の感情群。
これとどう向き合い、どう克服するかが、悩み解決の全て、
と言って過言でないくらい、大切でありまた、困難も極めます。



【人生相談】エネルギーは使うほど増える


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