彼女は愛を欲しがり、私は関心を欲しがった

人生相談 浮気 離婚
【相談者】34才男性 妻30才 子供無し 結婚3年

些細な喧嘩が続いて、
妻が2ヶ月くらい前に出ていった。
妻が連日長電話をしていたのが気に入らず、
脅しのつもりで離婚届を出して見せたら、
それまではべったりだった妻が、
急に冷めてしまい、心が離れてしまったと言う。
妻はガサツで家事が不得意なので、
私が掃除のの仕方を教えたりしていた。
妻とメールはしているが帰ってこない。
離婚はしたくないのだが。

弁護士 中川潤先生の言葉

ハッキリ言って、男の方から「別れ話」を出したらおしまい。
自分は脅しのつもりでも、相手には本気であると伝わる。
それが脅しである。
体調を気遣うメールに「心配なら帰って来い」とは何事か。
「ごっこ遊び」じゃあるまいし。
借金してきたリ、浮気したりするなら別ですが、
長電話くらい何ですか、その間あなた好きな事してりゃいい。
それに人間だから、得手不得手は当然あるし、
家事だって苦手なものを今更あなたがガミガミ言ったって直らない。
そういうこと、一切合切を含めて互いを必要とし、
尊重し合って生活する覚悟があって、初めて夫婦でしょ?
ちょっとこれ、難しいですね。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

あなたの脅しは「愛情要求」です。
もっと俺を愛してくれ、という脅迫的な要求。
具体的には、家事について、掃除の仕方について等々、
あなたは、お母さんのような「家事の仕方」を求めた。
しかし、彼女はお母さんではない。
離婚届けを見た途端、「心が急に冷めました」とは、
「あなたの正体が見えました」という意味です。
あなたは大人の男にならなければいけない。
彼女が帰って来たにせよ、来なかったにせよ、
あなたは非常に良い経験をした。
これを機に、大人の男になって、
母親ではない、一人の女性と人生を築いて行くのだと、
彼女の方は、私も難しいと思います。
依存心を愛情と合理化している人は多いです

合理化された要求に潜む男の甘え

筆者が思うに
2人のベテランから、絶望の二文字を見せられて、
流石に衝撃が大きかったか、泣き出してしまった相談者。
その泣きじゃくり方が、やはり子供のそれである。
現実を突きつけられて、見事に正体を現した男性。
しかし、加藤先生は嬉しそうな声で相談に応じている。
50歳になったとき、この体験が生きるのだという。
更にその先を想像すれば、70歳、80歳、そして、
最愛の女房と永久の離別を迎える時、
きっとこの男性は違った泣き方をするに違いない。
「良い人生を有難う」という、
感謝に満ちた啜り泣きが、出来る様になっているだろう。


【人生相談】愛は与えてはじめて愛である


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