生きる自信はあるが、背負う自信がない

人生相談 親子 家族
【相談者】32才独身男性  1人暮らし 姉34歳

離婚して1人暮らしの父(60才)が認知症になった。
父親の住む地域は、飛行機を利用しても
約半日かかる距離である。
現在叔母に父の面倒をみてもらっているが、
いつまでも負担をかけるわけに行かない。
今の仕事を辞めて父親の近くに住み、
介護すべきかと考えてはみるものの、
父親とはそりが合わず憎しみの感情さえある。

医学博士 森田浩一郎先生の言葉

仕事を辞めて転居しても、経済的に大丈夫か?
資格を持ち、職歴豊富と言うが、
最近は30歳を過ぎると、厳しいのでは?
大丈夫ならそれで良いが、最も心配なのが、
お父さんと一緒に沈没するという事態だ。
なんなら転居先で内定なりなんなり取ってから、
仕事の目途が立ってから行動しても良いのでは?
現実問題として、どの程度介護が必要なのか、
お姉さんとも会って、良く相談し、
とにかく叔母さん任せという訳にも行かないから、
それなら、施設に預ける等、行政との相談もある。
憎しみはあるだろうが、今一番良い方法は何か?
冷静に考えて、良く考えて決めるしかない。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

結局あなたがお父さんの面倒を見たいの?
叔母さんや、別れたお母さんでは、
「話が違う」と、あなたは言うけど、
肝心なあなたが、「お父さんの面倒を見たい」、
というのではなく、
義務感や規範意識だけから言っているのなら、
それははじめから無理な話です。
愛がなくして人生の諸問題は解決できません

今の自分に欠けているもの

筆者が思うに
加藤先生が最期の最後に、問題の核心を突きました。
兄弟や親戚などに囲まれて、微妙な立場に居ると、
やはり迷ってしまいますね。
周囲から無責任呼ばわりにされたくないし、
かと云って、簡単に今の生活も捨てられず。
出来るなら、当の父親に対する感情を理由に、
自分を正当化する道を模索するのも悪くない。
男一匹、生きる手立てに自信があるがゆえに、
返って選択肢が多すぎて、もう訳がわからない。
そこで加藤先生の結論、
「それはあなたに背負えるような荷物ではありません」。


【人生相談】愛がなくして解決は望めず


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