血縁のリスクに油断大敵な晩年

人生相談 人生の諸問題
【相談者】83歳女性 娘家族と2世帯同居

8年前妹と甥に1千万円貸したが返って来ない。
甥の事業資金だと思うが、借用書もあるにはある。
弁護士にも相談したが、呆れて放り出された。
民事で返済計画を立てて、和解したのだが、
それすら守られない。
別の弁護士にも相談したが、同様に呆れてしまい、
950万の借金に対して、1万円しか払えないという。
どうやら妹親子は誰かに騙されていたようだ。
私とは別に金融機関から3千2百万の借金があったが、
それらは既に返済しているようだ。
妹にしがみつくように頼まれて、断れなかった。

弁護士 志賀こず江先生の言葉

裁判で和解調書が作成され、それに従わなければ、
財産の差し押さえが出来るはずです。
不動産に抵当権が設定されていても、アパート経営者なら、
家主としての債権差し押さえだって可能なはず。
話によれば、妹さんは無一文ではなく、
毎月何十万もの家賃収入があるようだ。
債権譲渡と差し押さえは異なるので、
もう一度落ち着いて、淡々と相談してみれば良い。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

泣いて頼むような人は、時に掌を返します

筆者が思うに
もう二度と信用しないだろう、老姉妹の悲惨な結末だ。
幼い頃は、仲の良い姉妹だったのだろう。
その頃のイメージがあるから、大切なお金を工面し、
助け船を出したのに相違あるまい。
兄弟姉妹というのは、成長してそれぞれの家庭を持ち、
子供が出来ると、人格まで変わってしまうことが多い。
いや、根っこのところは変わらないにせよ、
枝葉の部分において、似ても似つかぬ存在になる。
そして時に、「血縁に付け込む」という暴挙に出る。
親子間ではあまり無いことかも知れないが、
兄弟姉妹のそれは、醜く歪んだ自己愛に支えられ、
相手の立場などお構いなしに、骨の髄まで貪り喰う。
子供の頃は、一緒にシャボン玉を飛ばして遊んだ仲なのに、
風、風、吹くな・・・。


【人生相談】泣いて頼む人ほど掌を返す


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