過去から逃げず、認める勇気を

人生相談 人生の諸問題
相談者43歳女性 夫47才 娘高2 息子高1

子供の教育費のために9年前から仕事に出ているが、
2年ほど勤めては辞めるを、5回ほど繰り返した。
周りが年上ばかりで気を使ったり、
同僚からライバル心を持たれてしまったり、
職場での人間関係で疲れてくる。
子供の頃は親の眼を気にして、
学校でも他人の眼を基準にして生きて来たようだ。
クラっと目眩のような症状が繰り返されたが、
医師の診察を受けても「異常無し」。
その症状が怖くなって、いつしか無気力になっていった。
他人からどう見られるのかが気になって仕方がない。

医学博士 森田浩一郎先生の回答

人間とは皆我が儘で、自己中心的なもの。
これまで、他人の眼を気にし過ぎて疲れたのだろう。
過去に引きずられて生きているようだ。
心因性の目眩だと思うが、MRI診断の無かった時代だ。
気になるなら、脳の精密検査を受けてみると良い。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

キツイことを言うので覚悟して聞いてほしい。
子供の頃言いたいことが言えなかった。
学級委員をやりたくとも、同級生に遠慮してやらなかった。
等々、全ての不都合の原因を「目眩」に求めようとしている。
本当は学級委員になる自信が無かったのだ。
「目眩」は人生の困難に立ち向かう勇気が無いときに起きる。
その目眩さえあれば、困難から逃げられる。
愛情飢餓感から、自分に耳目を集め同情を集めたいがための症状。
それが「神経症」です。
高校生になるまで2人の子供を育てて来た。
それだけでも立派なことである。
もうこれ以上、自分で自分を責めないこと。

愛情飢餓に歪んだ子供時代

筆者が思うに
逃げて逃げて、また逃げて生きて来た子供時代。
筆者自身、耳の痛い話である。
確かに怖かったのだ。
どっしりとした父親の後ろ盾が無く、
なにをするにも不安で、心もとなかった。
「自分はそんな人間じゃない」と内心で突っ張りながら、
それでも「いざ試練の時」の勇気が不足した。
でも、今日まで生きて来た。
そんな情けない状態でも生きて来れた。
それで満足せよ、まだ幾らかの時間も残されている。


【人生相談】その言い訳が神経症です


スポンサーリンク

シェアする

フォローする