口惜しさ半分、アホらしさ半分

人生相談 人生の諸問題
【相談者】48歳女性 独身 母75歳と二人暮らし

近所の蕎麦屋さんの広告を見て、
アルバイトすることになったが、
1週間もしないうちに解雇されてしまった。
何か至らぬ点があったのかどうか、
特段身に覚えが無いが、通って4日経った時、
60歳位のおばあさんから「もう来なくて良い」、
と言われてしまった。
面接したのは息子だと思うが、納得がゆかない。
生活基盤を壊された側として、何とかしたい。
斡旋してくれる所は無いか?

弁護士 中川潤先生の言葉

一般に期限の定めのない雇用契約の場合、
理由なく解雇権を乱用することは許されない。
労働基準監督署が話を聴いてくれると思うが、
斡旋と云っても法的強制力はない。
聴くと、アルバイトと云っても期限が設けられていたわけでは無く、
相当な期間そこでパートとして働くことを前提としていたと解される。
従って、たったの4日でクビというのは、不当解雇に当たる。
というのはあくまで建前論で、学生さんの答案だ。
現実には違法行為を証明し、損害賠償をという話だが、
仮にそれが出来たとしても、たいした金額にはならなそうだ。
採用されたことによって生じた準備行為に関して、
弁済を求めることは、普通にあって良い話だが、
正面から不当解雇による裁判、労働審判といった形で、
問題を組み立てられるかどうかは甚だ疑問な点もある。
まず実情を良く知る労働基準監督署のアドバイスを受けるのが良い。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

気持ちとしては、本当に良く解ります。
腹が立って仕方がないでしょう。
息子の面接で入って、色々準備もしたのに、
ちょっと見のお婆さんが出てきて、
なんだかんだと、イチャモンを付けられて、
しかし、法律的には非常に難しい話になる。
労働基準監督署に話してみるのが良いですね。

お前んとこじゃ二度と喰わない

筆者が思うに
相手が家族経営の個人店舗と云えども、我が国は法治国家。
それはそうなんですが、相手の信用力にも自ずと限度がある。
始めからそのような問題を避けたいなら、
この蕎麦屋は応募すべき相手では無かったように思う。
事を構えても相手の懐が浅ければ何も取れず、
構えるだけエネルギーの消耗になり、損である。
さりとて相談者の側を「世間知らず」とするのは気の毒だ。
「少しは他人の迷惑を考えよ」位のお説教は、
この蕎麦屋に対して必要だろう。
このような、はた迷惑かつ無責任な労働事案は、
何故か「ハローワーク案件」に多いと聞く。
無償で求人広告を出すことが出来、公共の仕組みであるが故、
審査も甘く、申請は原則受理せざるを得ないという事情。
加えて国の補助金目当てという傾向もあるらしいが、
今回のケースはそれ以前の「貼紙1枚」によるトラブルだ。
ジーパン、サンダルの購入を少し早まったようだ。


【人生相談】「コシのない蕎麦屋」のバイト


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