新種のハラスメントか、ただの世間知らずか

人生相談 浮気 離婚
【相談者】61歳女性 夫66歳  娘40歳と38歳

離婚した40歳の長女のことについて。
中3と小6の子供がいるが、
2人の子供の養育費について、別れた夫と揉めている。
生活費が苦しく、減免して欲しいと言うのだが、
娘が断ると、再婚相手の女性が「感謝の気持ちが無い」と腹を立てる。
今娘親子が住んでいる一戸建て家屋は別れた夫の名義、
夫が出て行った後に、下の子供が高校を出るまでは、
住んでいて良いよいという公正証書を交わしている。
ところが、養育費が苦しいので家を売るか、自分達で住みたい、
という話になっている。
そこで、再婚した嫁と下見に来るという事だが、娘が承知しない。
所有権を持つ元夫だけならまだしも、再婚相手も一緒だと、
プライバシーの問題も有り、心情的にも娘は会いたくないという。
娘に直接云うと揉めるので、いつも母親の私に云って来る。
断ることは出来るだろうか?

弁護士 坂井眞先生の言葉

話を整理すると、現在小6の子供さんが高校を卒業するまでは、
あと6年かかるが、その前にもう家屋を処分したいというのか?
違うというなら、6年後のために今下見に来るという事になる。
まったくおかしな話だ。
聴けば公正証書で、あと6年間は使用貸借契約が有効になっている。
娘さんは法的権利を持ってその家で暮らしているのであって、
例え所有者だろうが、元夫だろうが、無断立入は許されない。
娘さんの同意が無ければ、警察だって令状無しには中に入れない。
至極当たり前の話だ。
それと、子供の養育費6万7千円/月を住宅ローンに充当していて、
これの減額を、元旦那さんが家裁に調停申し立てたのなら、
とりあえず、裁判所の見解を聴いてみて検討する方が良いだろう。
せっかく公的土俵があるのに、お母さんが立て替えてしまうと、
相手の元旦那さんにとっては、逆に美味しい話になってしまう。

来るなら令状持って来い

筆者が思うに
そもそもの離婚の経緯が不明なのが少し気になるが、
再婚相手の女性が、腹を立てながら口出しするというのは、
おおよそ常識で考えて、かなり筋の通らない話である。
例え離婚原因が何であれ、公正証書は離婚前に条件設定されたものであり、
後からノコノコ来た者が、何を勘違いしているのだろうか?
元旦那のハラとしては、この女を前妻に見せびらかすのが狙いなのか?
というような事まで勘繰られても、致し方のない所業である。
もしそうだとすれば、「離婚後ハラスメント」とでも云うか、
そのような性質の問題であって、居住権云々ではないことになる。
新たなタイプのハラスメントの露見としては、注目に値するが、
願わくば勝野パーソナリティには、
もう少し要領よく話を引き出して貰いたいものだ。
家族構成を尋ねるタイミングも悪く、毎回話のコシが折れている。
矛先がつい出演者側に逸れてしまったが、
一言で申し上げて、この元旦那は典型的な「ダメ夫さん」である。


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