甲子園は、お祖母ちゃんの夢

人生相談 子育て 教育
【相談者】66歳女性 夫65歳 子供男41歳 娘38歳 母親と3人暮らし

高2、16歳の孫(娘方)について、
他県の高校で野球をやっているが、
成績が上がらずモチベーションが失せているようだ。
孫は長男だが、娘は離婚して娘独りで育てている。
小学生の頃から野球漬けで、中学で野球部に入り、
特待生として誘われて現在に至っているが、
高校生になると、上には上が居る。
その後、校長と監督が交代し環境が変わった感じだ。
学業優先の方針で、成績が振るわなくなったためか、
今ではボールに触る事すらできないようだ。
無事に3年間過ごして欲しいのだが、
どんなアドバイスが出来るだろうか。

幼児教育研究家 大原敬子先生の言葉

母親と祖母とはおのずと役割が異なる。
祖母の立場で何故孫にそこまでのめり込むのか?
自分の世界観で、お孫さんに色を付けてしまっている。
特待生であるということは、凄いことだ。
そのプライドを死守したいがための、感情ではないか。
「野球漬け」ではなく、「野球で頑張った」のだが、
野球で「特待生」となることは、「井の中の蛙」ではなく、
それを励みに一生懸命生きて来たのだ。
それが解ってもらえず、自分を見失っているようだ。

パーソナリティ 加藤諦三さんの言葉

あなたの娘さん、即ちお孫さんのお母さんに対して、
アドバイスをするとすれば、
「自分を見付けることを励ますこと」です。
たとえ自分が、どんな自分であっても、
「母親として、私はあなたを受け容れます」という姿勢。
これが無いと、お孫さんは益々自分を見失います。
「野球をやっていたから、生きて来られた」と、
「本当の自分を知る」ということは、別の話です。
「本当は自分は野球が嫌いなのではないか」と、
思い当たるのが恐ろしくて、自分を見失った。
でも本当は「そんなことない」はずなのです。

自分は何者かを知るために白球を追う

筆者が思うに
私の家の近くにも、高校のグランドがあり、
季節によっては夜になっても、球音が聞こえます。
真っ黒に日焼けした部員達を、近くのコンビニで見かけます。
彼らのうち、何人が高校卒業後も野球を続けられるだろうか?
因みに彼らの高校、甲子園への出場経験はまだ無い。
大学の野球部に入るのは、高校のそれより大変だろう。
就職して、実業団野球に進むのは更に困難を極める。
あんなに好きでやっていた野球。
そこで作られて来た人格を、誰が否定出来るだろう。
汗まみれになって、掴んだ者にしか解らない。
お祖母ちゃんには、残念ながら孫の気持ちは解らない。


【人生相談】娘を母親と認めず、孫を人と・・


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