なぜだろう 家に居るのに帰りたい

人生相談 子育て 教育
【相談者】70歳女性 夫70歳 娘48歳 孫24歳男 22歳女

娘は離婚して、孫と一緒に暮らしている。
24歳の孫について。
大学を中退し、仕事も長続きせず、
娘がかなり厳しく叱ったらしい。
「そんなことなら独りで自立しろ」と云ったところ、
「じゃあ、おばあちゃんの所にでも行こうか」と、
言っていたという。
ある時会社を無断欠勤し、何処かに雲隠れしてしまった。
友人からの連絡で、所在が分かったが、
社会に適応しないこの孫と、この先どう接したら良いか?

精神科医 高橋龍太郎先生の言葉

自殺騒ぎを起こしたり、シリアスな状況なら慎重を要するが、
話からすると、時間を掛ければ自分から話し始めるだろう。
豊かな社会であるが故に、簡単に仕事を放り出す人が居る。
従って、通り一遍のお説教が効力を持ちにくい社会なのだ。
社会が成熟すると、人間が成熟しない。
だから古い人間ほど、今の若者に不満を持ちやすいだけだ。
何もお孫さんだけが、特別だらしがないという話ではない。
御両親との関係が煮詰まっているようなので、
暫くは、お祖母ちゃんの処へ置いてあげると良い。
昔話、特に貧しかった頃の体験談などが、良く耳に残る。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

社会的な成長に乗り遅れた背景として、
人と接すべき時に、接しなかった時期があったのではないか?
まずは、家庭生活の中から用件を頼んでみるとか、
身近な所で、自分の役割や居場所というものを経験する。
そんな風に接してみては如何でしょうか。

もしかして、ワーキング・プア?

筆者が思うに
筆者の拙い経験から申し上げると、
どうもこのお孫さんには、視野の狭さを感じるのです。
「自分に出来ることは、これと、アレだけ」みたいな、
自分で自分に限定的な自己評価しか与えず、
もしかしたら、あんなことや、こんなことも、という、
多様な可能性があることを否定し、
狭い空間に自らを閉じ込めてしまっているのではないかと。
「ワーキング・プア」という状況が注目された時期があった。
労働の対価を、時間の関数としてしか定義できないと、
1日が24時間では足りない事態が生じてしまう。
寝る時間も無く働く先に、夢も希望も見えては来ない。
今その出口を捜している所なのではないか。



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