ひきこもり とは、閉じ込めた側が言うセリフ

人生相談 子育て 教育
【相談者】55歳女性 娘22歳とその姉26歳

22歳の娘は大学を卒業をしても友達が居ないようで、
就職もせずにいる。
現在は自宅でひきこもっているように見える。
公務員試験を受けたいとは言っているが、
食事中も、あまり家族と口を利かない。
中学生くらいの時に反抗期があった以来、
そのままこの年齢になってしまった。
些細なことで傷付き、人間関係が上手く行かないのか、
娘が不憫で仕方がない。

幼児教育研究家 大原敬子先生の言葉

あなたも辛いだろうけど、娘さんは助けを求めている。
当たり前なことが出来ない自分に気付いてしまった。
幼児期の怒りと憎しみが、当たり前の能力を奪ってしまったようだ。
過干渉の母と無関心な父によって、人と接することが出来なくなった。
当たり前に普通な社会生活が、出来ない自分を知る学校生活だった。
社会に出て、一般企業の中に入ることは恐ろしくてできない。
娘さんの心は、今ハリネズミ状態である。
本当は人恋しいが、かといって他人との対応方法が分からない。
母親はあまりヒステリックにならないようにすることだ。
父親は独善的世界観で娘と接しないことだ。
「今日までよく頑張った」、という姿勢を示すことが大切だ。
早急な解決策は無いのが当たり前である。

パーソナリティ ドリアン助川さんの言葉

母親から貰った本というのは、
子供にしてみれば、絶対に詠みたくないものです。
でも長い時間が経つと、不思議と読みたくなるものです。
本の良いところは、長期間放置してもそのままで在る事。
いくつになっても、プレゼントは嬉しいものです。
ですから「プレゼント作戦」もありだと思います。

自分あっての自分へ、遅まきながら

筆者が思うに
対人関係が上手く行かないということは、
そこへ「踏み出すことが出来ない」という意味です。
踏み出した結果について、ヒステリックに批判された過去が、
対人恐怖症を招く大きな原因であると思われます。
親は子供に謝るということが、なかなか出来ません。
これも「踏み出せない」ことのひとつです。
大人も昔は子供であった、という当たり前を忘れる時、
大人は子供に対して支配的な存在になってしまいます。
ひきこもりは、やがて時が解決します。
しかし解決に要する時間も貴重な人生の一部ですから、
それを「奪ってしまってごめんなさい」という気持ちを、
直接的ではなく、間接的に伝える方法を考えてみる。
プレゼント作戦は、ひとつのアイデアです。



【人生相談】ひきこもり 段ボールの中の青春




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