育ててくれた親への想いが、みじんも感じられない相続

人生相談 相続
【相談者】73才女性 夫は10ヶ月前78歳で他界 長女53才 次女50才

離婚し子連れで出戻りし同居していた次女が
生前の夫に遺言書を秘密裏につくらせていて、
不動産全部と預貯金の半分以上を自分のものにしていた。
今お店をしている土地は22年前、自分の退職金を出して
買ったものなのに、次女は家賃や税金を請求してくる。
土地名義は亡くなった主人だった。
せめて、土地建物だけでも自分のものとしたい。

弁護士 坂井眞先生の言葉

1、遺留分減殺請求権(いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん)
被相続人の配偶者、及び直系尊属、卑属について、
法定相続分の1/2は、遺言書の内容に関らず請求できる。
但し、相続が発生したことを知った日、若しくは、
遺留分が遺言によって侵害されたことを知った日から1年以内に、
減殺請求申し立て手続をしなければならない。

2、包括承継
土地取得時、価格の5/7を配偶者が、2/7を被相続人が負担した。
本来共有名義とすべきところ、全体が被相続人の名義となっているのは、
事実を反映しない誤った登記である。
よって遺言書に記載された土地の5/7は相続財産とは認められない。
よってこれらの事情を知り得る立場の次女は、
遺言書に記載の土地全体について、相続することは出来ない。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

難しそうな中身ですから、必ず弁護士さんの所へ行って下さい。
間違っても「テレフォン人生相談」に電話したことを知られぬように。
お店をやってるくらいだから、弁護士さんの費用位出ますよね?
じゃあ、頑張って!

相続は2度ある事を、忘れていないか

筆者が思うに
包括承継についてちょっと調べました。
要するに、権利義務の一切を遺言者と同じ立場で承継する。
登記に不適切な部分があれば、その点も含めて承継する訳ですから、
次女としては、「知らぬ存ぜぬ」は通りません。
それにしても、この「出戻り次女」凄いですね。
母親としても、我が子ながら手に負えぬ様子も伝わって来ます。
長女のことがあまり話題にならない所を見ると、
多分長女もこの次女については、諦めているのでは?
遺留分減殺請求権は、当然長女にもあるわけですから、
不動産と預貯金の1/4の更に1/2は請求できることになります。
但し、土地の5/7はお母さんの遺言で、全て長女に・・・。
という報復措置もアリかと思います。


【人生相談】歪んだ家族の理不尽な遺言


スポンサーリンク

シェアする

フォローする