病は苦しみを知る才能

人生相談 人生の諸問題
【相談者】44歳男性 独身 実家に両親(父82歳 母76歳)と兄49歳

発達障害があり、言葉のひとつひとつを誤解されやすく、
コミュニケーションが上手く行かない。
介護の職場を転々としていたが、物覚えが悪いことから、
紹介された病院で障害が発見され、事実上解雇された。
元来口数が多く、飲み会などでもつい喋り過ぎて絡まれたり、
殴られそうになったり、辛い思いばかりして来た。
「結婚しないのか?」と、良く訊かれるが、
障害のために収入もなく、障害年金と生活保護で生きている。
こんなことでは、嫁の来てなどあるはずがないと、
愚痴を言うと、「甘ったれの根性無し」と非難される。
このような自分が情けなく、
どうしたらもっとしっかりできるだろう?

精神科医 高橋龍太郎先生の言葉

3年前にアスペルガーと診断されたのですね。
良く頑張っている方だと思う。
「発達障害」について社会が認知し始めたのはごく最近のことで、
一般にはまだ理解が行き届いているとは言い難い。
飲み会などでも、イマジネーションの不足から普通の人は言わないようなことを、
なんの抵抗も無く言ってしまうので、トラブルになり易い。
その場に医療関係者が居れば、発達障害の辛さ、大変さを話して貰えただろう。
外見上は普通の人と何ら変わりなく、内的に病を抱える辛さは、
経験した人、または専門知識を持った人しか理解できない。
障害者枠で仕事を捜すのは、良いことだ。
発達障害の人は、とりわけパソコンスキルに優れる傾向があり、
東京など大都市圏の企業は、発達障害の人を捜しているくらいだ。
その意味で、発達障害は病気であると同時に才能でもある。
今の自分の生き方に、もっと自信を持って良いのではないだろうか。
発達障害でも、リストカッターでも、皆一生懸命生きている。
そんな人たちの中に、優しい魂の人がいる。
そういう人と結婚しても良いではないか。
人の価値はお金ではなく、魂だ。
そのための年金であり、生活保護だ、堂々としてなさい。

パーソナリティ 勝野洋さんの言葉

あなたはとても良い人だ。
自分に自信を持って、
繰り返し、自信を持って生きて下さい。
あなたと話せてよかった。

痩せても枯れても人として生きる

筆者が思うに
世の中には税金ドロボーがゴロゴロしている。
生活保護と言えば、最近報道された某自治体のように、
役所の職員でさえ、偏見に満ちたロゴのジャンパーを着ているくらいだ。
それだけ、不正受給という実態も看過できない状況なのだろうけど。
それがために、本当に制度を必要としている人までドロボー呼ばわりされる。
一昔前まで、鬱病は「なまけ病」として片付けられていたことを思えば、
世間の無理解による苦しみは、時間の問題ともいえる。
ヘイトメッセージを身にまとうコッパ役人など、
今に赤恥をかく時代がやって来ると、信じて生きるのが良いだろう。
肝心なのは「平成枯れすすき」にならぬことだ。


【人生相談】無理解な世間に負けた・・・


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