或る意味で、ブラック企業より怖い自由業

人生相談 浮気 離婚
【相談者】44歳男性 妻43歳 子供12歳男 結婚15年

離婚とその準備について。
自営業だが、酒にだらしが無く、
数年前飲酒運転で掴まってしまった。
離婚も止む無しと考えたが、その時は免れた。
しかし、以来夫婦関係がギクシャク。
心療内科から、双極性障害と診断されているせいもあり、
妻から不信の念を突きつけられ、離婚届に署名させられた。
自身も、もう別れた方が良いと思い、まず別居しようと思う。
財産分与や、養育費などをどうするか。
妻は仕事もあり、収入も相談者より多く有る。
これまですべての収入を妻に預けて来たが、
それらの殆どは家事消費されていたのに対し、
妻の収入は、旅行やブランドバッグなどに充てられていた。
今後自分の分は自分のものとして差し支えないか?
色々と心配なことがある。

弁護士 大迫恵美子先生の言葉

別居中の生活費と、離婚後の財産分与とは別の話だ。
あなたの収入で生活が成り立っているなら、
婚姻費用は、子供だけではなく奥さんの分も負担しなければならない。
聞くと、あなたの方で一方的に婚姻を見限っているのではないか?
ちゃんと話し合うことも無く、逃げてしまおうということじゃないか?
離婚届に署名させられたということは、飲酒に対するだらしなさや、
双極性障害の影響による不信だと思うが、
あなたの方で、そういう奥さんとの生活に息苦しさを感じて、
そこから逃げようとしているように感じる。
だとしたら逆なんじゃありませんか?
鬱状態の時はともかく、躁状態の時に何をしでかすか判らない。
そんな時に、奥さんがブレーキとなってあなたと家庭を守っている。
今あなたにとって、奥さんだけが頼りなんじゃありませんか?
自分独りの判断は避けて、奥さんの気持ちを知り、
医師ともよく相談した方が良い。

パーソナリティ 勝野洋さんの言葉

自分独りの中に閉じ込めずに、
奥さんのこと、息子さんのことも考えて、
恋愛結婚の時の気持ちを思い出して、
それから男としてどうするか?
そんな風に決めてみてはどうでしょうか。

自由な時間が奪った、男の誇り

筆者が思うに
障害の苦しさは、その身にならないと理解出来ない。
ここは想像力を働かせて、相談者の身になってみよう。
確かに、「アタマにきたから別れてやる」という感じではない。
逆に誰かに助けを求めているようにも感じられる。
自営業者は酒に依存しやすい傾向がある。
自由なライフワークバランスを持ち、
収入よりも自由な生活時間を標榜することだって出来る。
奥さんの経済力の方が上、というのはそういう意味かも知れない。
その自由な時間に、ひとたび酒が侵入すると怖いことになる。
かく言う筆者も長年自営業であり、その危機に見舞われたことがある。
また、仲間にはアル中で入院した者も居る。
この相談者のように、飲酒運転で掴まり、高額な罰金を支払うことで、
なんとか短期間の免停で猶予されたケースも知っている。
結論として、男は仕事で忙しくしていなければならない。
その忙しさが、男の誇りと思えれば障害は良くなるかも知れない。
この男性が本気になれば、経済力は奥さんを上回るだろう。
そうなれば、奥さんからの信用も取り戻せる。


【人生相談】酒に逃げて、妻からも逃げて


スポンサーリンク

シェアする

フォローする