男と女のグレーゾーン

人生相談 浮気 離婚
【相談者】65歳女性 元夫68歳 子供 長女38歳 長男36歳 次女31歳(娘2人は嫁ぎ済)

去年離婚した夫の所に、週1回掃除などのボランティアで通っている。
離婚原因は夫のDVと、始めた自営業の赤字でお金をせびられるなど。
元夫は怪我や病気を多数抱えているため、自由に身動きできない。
それが気になるので、掃除くらいはしてあげている。
現在元夫が済んでいる家も、相談者の名義である。
義理の弟がいるが、殆ど行来は無い。
それ以外に親戚も無く、事実上天涯孤独である。
満身創痍の老人を放り出して来たことに、多少良心の呵責を感じる。
家事をやってあげれば感謝されることもあり、
もう一度一緒にと云われたこともあるが、また元のもくあみに戻るだけなので、
それは承知出来ない。
今後はどのように元夫と接したら良いだろうか?

弁護士 大迫恵美子先生の言葉

DVで離婚した人というのは、原因は当然男性側にあるのだが、
その男性は、大抵DVという事実を認めたがらない。
一方女性は、殴られて酷い目にあっているので、
裁判所でも顔を合わすことの無いようにしているくらいだ。
そこへ行くと、あなたの場合は大変珍しいケースだと思う。
それだけに、離婚したことを後悔しているのではないかとも感じる。
しかし、そうでは無く夫婦としてはもう駄目であるが、
身上が気の毒なので、その点においてのみ面倒を見たいというのなら、
出来ることと、出来ない事の一線をはっきりと示し、
「これ以上は駄目」ということを、分からせる必要があるだろう。
そのけじめが付けられるなら、思い通りにすれば問題は無いと思うが、
一旦別れた人を、自分名義の家に住まわせるということは、
事実上その人を引き取ったということと同義である。
引き取ったからには、それなりの責任があり、
この先命に関るような放置をすると、保護責任者遺棄ということになる。
そこをくれぐれも忘れずにいること。

パーソナリティ 今井通子さんの言葉

あなたは優しい人で、可愛がってしまうために、
「甘えん坊」を作ってしまう。
元夫を甘やかした責任はあなたであり、離婚の責任も半分あなただ。
自分の持ち家に住まわせている元夫に対して、あなたは保護者だ。
また、可愛そうだからという理由は、あなたの自己満足の為であり、
その点も重々責任があることを、忘れてはいけない。

All or nothing ではいられない

筆者が思うに
離れたりくっついたりは、芸能人の専売特許かと思っていたが、
一般にもこういう形で存在出来得るというのは、或る意味興味深い。
しかし、元夫の男性は「腰椎圧迫」ということだが、
高所からの転落事故にでも遭ったのだろうか?
相手のある事故や、労災ならばそれなりの補償があるはずだが、
普段の生活態度はどうだったのか? 飲酒の程度など。
元夫がDVに手を染める背景が、なにも語られていないのが気になる。
どんなに気の毒な身上であったとしても、
それを奥さんへの暴力で晴らせるはずは無く、離婚は当然だ。
本来ならば住む家も無く、ホームレスとして野垂れ死にの運命だった。
そこが可哀そうだからというのなら、
そもそも、可哀そうだから夫婦になった、ということか?
奥さんは自己責任として、この男性、
ラッキーだったのか、それともその逆か? 誰にも判らない。


【人生相談】可哀そうだから、夫婦でいました


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