言い訳だらけの人生に、ツケ払いの時が

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【相談者】66歳女性 夫72歳 娘42歳独身 息子39歳独身(2人共独立済)

42歳の娘について、ゴミ屋敷に住み金銭感覚も無い。
一応働いていて、給与は月14万程度らしいが、
家賃の滞納、水道、ガスなどライフラインも滞納。
保証人になっているため、相談者に連絡が来る。
7年前にはサラ金からの督促が入り、約500万返済した。
競馬をやっているらしい事は聞いたことがあるが、
実際何にお金を使っているものか、判らない。
短大を卒業した20歳の時、車を買う、買わないで、
お金にうるさいタイプの父親と喧嘩。
それがきっかけで、家を出ることになった。
以後22年間、相談者の貯蓄で不足分を賄っていたが、
もう疲れてしまった。
親として、どこまで面倒を見れば良いのだろう?

実は、今の夫は子供たちにとって実の父親ではない。
相談者が30才代の頃の不貞の相手である。

医学博士 森田浩一郎先生の言葉

失礼だけど、42歳にもなって大人になっていないようだ。
あなたが援助するがために、甘えてしまっている。
月14万では、家賃と水道光熱費を払い、服も買って、
暮してゆくには、独身でもそうとうキツイはずだ。
このままでは、本当に大変なことになりそうで心配だ。
辛いかもしれないが、今後お金の無心があっても、
あなただって、そんなにお金があるわけじゃなし、
突き放して、「兵糧攻め」にするしかない。
ゴミを片付けられないのも、子供の頃の躾のせいだろう。
親のあなたにも責任はあるという認識の下で、
厳しく接する以外に、この性格は治らないと思う。

パーソナリティ 加藤諦三先生の言葉

あなたが長年子供を甘やかしてしまったのは、
不貞が原因です。
子供に対する負い目から、子供に厳しいことを云えないし、
サラ金の時も、御主人には相談できない訳です。
離婚の理由が、元夫の金銭感覚の無さであることを、
自分に言い訳しながら生きた人生が、今の子供達との関係です。
その言い訳をしている限り、解決はありません。
もう人生のツケを払う時がやって来ました。
貧乏だった子供の頃の記憶が、その時の父への憎しみが、
あなたの人生の背景です。
それら全てを認め、これからは御主人にも相談しながら、
前を向いて生きてゆきましょう。
「償い」という言い訳も禁物です。

ツケを払う時は、覚悟を決めて払う

自分は自分から逃げられない

筆者が思うに
中年と呼ばれる年齢で、二人とも独身のまま。
昨今では、厳しい就職事情などから、さほど珍しくないとも言えそうだが、
この二人の子供さんの場合は、そうではないようだ。
この相談者の年齢からすると、「団塊の世代」の走りだろうか?
戦後まだ4年しか経っていないし、貧しかったのはどこも似たような物。
だとすると、相談者の人生に重くのしかかっているのは、
「貧しかった記憶」ではなく、「愛情飢餓」ではないのか?
二重三重に、自分を欺いて生きて来たのなら、本当に大変だ。
二人のお子さんが共に独身でいる理由は、その連鎖が恐ろしいから。
結婚相手を、そして生まれて来る子供を、また不幸にしてしまう。
その連鎖を自分の代で、なんとしても断ち切りたいがための孤独。
ゴミ屋敷はこの場合、心の乾燥がもたらしている。
インナーチャイルドとも違う。




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