事実上二人だけ、この世に生き残った姉弟

人生相談 相続
【相談者】63歳女性 弟62歳 二人共独身(両親は他界)

姉弟間の相続について。
自分が死んだら弟が、弟が死んだら自分が相続出来るだろうか?
現在住んでいる持ち家は、土地、家屋とも弟名義。
それと各々が持っている預貯金が相続財産となる。
父親違いの姉がいるのだが、会ったことも無いし、所在も分からない。
7年前に父が再婚、継母と養子縁組をしていなかったので、
後の相続で嫌な思いをした経験がある。
今後もこのようなことが発生してしまうのだろうか?
親戚に迷惑が掛からぬように、今から整理しておきたいのだが。

弁護士 大迫恵美子先生の言葉

法定相続では、共通の母親を持つ兄弟姉妹にも相続権が発生する。
所在が不明な点は、戸籍調べによって比較的簡単に判明することが多い。
よって相続発生の際は、お姉さんへの連絡の心配はしなくても良い。
お姉さんが存命ならば、直接話が出来るかもしれないが、
亡くなっていた場合は、代襲相続でその子供達が相続人となるが、
縁が薄いため情が通じないケースが殆どである。
従って、対策としては互いに「遺言書」を準備しておくこと。
各々出生の分かる戸籍を集め、預金通帳、弟さんはそれに加えて、
不動産登記簿謄本の写しを準備した上で、公証役場に行きましょう。
書式不備による無効リスクを避けるため、公正証書が望ましい。
兄弟間には遺留分は無いので、完全廃除が可能になる。

パーソナリティ 勝野洋さんの言葉

解りましたか?
じゃあ、そういうことで、頑張って下さい。

公正証書は簡単、複雑なのは素人

筆者が思うに
相談者が何につまずき、何を明らかにしようとしているのか?
そこを順序良く整理整頓して、回答者に引き渡すのがパーソナリティーの役割。
何べんやってもヘタですねえ、勝野サン。(^_^;)
自分と弟の他に、疎遠な姉がいるというのが相談のポイント。
不動産名義が弟さんだというのなら、
両親が亡くなった際の相続は、滞りなく完了したと見て良いのか?
問題があったとすれば、継母との養子縁組の件。
先に父親が亡くなり、継母が全て相続していたのか?
その継母が亡くなった際には、養子縁組が無いためこの姉弟は相続人にはなれない。
しかし、この姉弟のいずれかが亡くなった際には、
疎遠ではあるが、異父姉にも、また場合によってはその子供にも
相続権が発生してしまう。
相談のタイミングとポイントは大変良い、問題は番組の進行だけ。
流石に専門家の大迫先生は、すんなりと解決策を示した。
遺言書で、複雑な現実を予め整理しておくのが一番良い。
公正証書を作成するのは意外なほど簡単である。
法律問題には素人だから、そのために公証人が居るのだ。
公証人に相談しておきさえすれば、あとは順番を待つだけの話である。
必要な証人も公証役場で手配してくれる、何の心配も要らない。




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